テーブルに置いてあった、チーフ特製のおにぎりをさっと片付け立ち上がると…… 「今いい?」 問題ない事は鍵の開いた部屋が示している。 「ど、どーぞっ!」 固まる私に、再び頭をぽんぽんとすると……天使のような笑顔で 秋さんは、こっちへと顔を向けた。