言われるがまま、その店の更衣室で着替えをして……。 目の前の鏡に映るのは……ボーイッシュな雰囲気に変わった私。 「ひゃあっ!!」 後ろからオーナーは手を伸ばすと、セミロングの髪の毛をぐいっと全部帽子の中に押し込んだ。 更にぐいぐいと顔が隠れるように、帽子を目深にかぶらせる。 「あの……何でこんなっ!!」 せっかくセットした頭をぐしゃぐしゃにされ、少しむっとして聞いた私に、オーナーは事も無げに言った。 「うちのホストクラブは人気店やから、ストーカーみたいな女もおるんよ」