「俺も雪乃さんに会いたいっすよ!!心配だなぁ……ギリアだし」



それは、新人の尚人なりに秋を慰めようとしたのかもしれないのだが。



「何だよ、ギリアだしって??」



もうそこに……天使の秋はいない。



彼は……すっかり抜け殻のようになってしまっていた。



「秋さん……ギリアの噂知らないんですか??」



さぁ?と首を傾げる秋に突きつけられた、耳を塞ぎたくなるような噂。



「何でもあそこの店長複数プレイが好きとかで、すぐに女の子は体を壊しちゃうって……」