言いようの無い不安感。 「そうですか」 と、オーナーの手前だからか押し黙る店長。 「このままだと明日も張って声をかけるとか」 いやいや……間近で見られたらさすがにバレるから!!! 顔を白黒させながらも、何も言えない私に…… 「じゃ、ギリアと変えるか」 と、何でもないように紡がれた言葉。 「オーナーっ!!!」 大声で叫んだのは……秋だった。