「じゃあ乾杯!」 カチンとグラスを合わせると、喉にお酒が染み込んでいく。 一口飲んで……一気にかあっと火照った体へ、店長の視線が絡まると 更に顔が近付いてきて……。 おでことおでこがコツンとぶつかった。 「好きだ」 ええっ!!! 「……なんてな」 テンパる私の頭を撫でると、店長……いや、流樹さんは そっと体を外した。