借金が無かったらこんな世界に入っていないし、優しいチーフや、店長や、みんなと出会ってないし……。
普通に就職とかしてたのかな??
なんて、考えてもしょうがないか。
今はそれなりに楽しく暮らしてる。
このまま頑張って、いつか借金を返し終わったら……私は何をするんだろう。
いつの間にか仕事の最中にも、こんな風に違う事を考えられるようになってしまった。
手を抜いてるつもりは無いんだけれど……無意識に、きちんと秋の背中を抱き締めている私がいる。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…