「相手がホストだからって、ほいほい寝んな」 厳しい口調で、完全にずり下がった私のキャミワンが乱暴に脱がされていく。 「違うっ!!」 違うよ? ホストだから、みんなかカッコいいからここにいるんじゃ……ないのに。 「いいから黙ってろ」 「その顔も、香りも、全部ムカつくんだよ」 そんな……理不尽な事を言う凪に私は従うだけ。