押し倒された先は。今では抱きなれたハートのクッションの脇。



「ね……ど……うして??」



聞く声に呼応するように



「働けよ」



変わらない冷たい言葉。



本当はね、ちょっとだけ尊敬してたんだ。



彼女がいるからって、一途な想いを遂げる姿。



だけど



今の貴方は……違う人だよ?