「ずっと待たせて…ごめんな」 「…ッ」 そっと私を抱き締めて 優しく頭を撫でる この声 この温もり 全部 あの時と変わらない 「なんで…急に…ッ…居なく…なったの…?」 ずっとずっと聞きたかった事 恐る恐る問えば 思いもしなかった答えが 私に返ってきた 「…死ぬかもしれなかったから」