チャイムが鳴ると春樹が話しかけて きた。 「瀬奈、部活どうする?今日 見学してくでしょ。」 『うん。私、興味ある部活が あるんだけど…』 「俺も。じゃあせーので何か 言おっか!」 『分かった。じゃあ、せーの』 「『バスケ部」』 「『え?」』 私と春樹の声が揃った。