言いたくて冷たくいってる訳じゃない。

知らない人だと冷たくなってしまう。

一応自覚はあるのだ。

「友達になってくれる?」

ふいに言われたその言葉。

「私と?」

わたしは信じられなくて二人に聞く。

「他に誰がいるのよ」

とケラケラ笑い背の大きい女の子が手をさしのべる。

「ん。よろしく。」