窮屈なんだ。

“1人”。

私の心を痛め付けるにさ十分な言葉。

だけどそのたびに“深月は違う”と脳の中の私が叫ぶ。

わかってるよ。

ちょっとだけ不安なだけなんだ。

離れていきそうで怖いんだ。

でも信じると決めたのは私。

深月のことは信じる。

強く。

強く。

心に誓った広くて狭い部屋の中で。