「ワイアット、入るぞ」 返事をする前に部屋に入ってくる 「シュガーのことはもう忘れろ」 「…そんなこと出来るわけないだろ」 「俺たちは海賊だ。」 ルイの声に唇を噛んだ。 「俺は海賊にはなりたくなかったんだ!」 そういうと、ルイは悲しそうに笑った。 「……お前、船降りろ」 「………え?」 「兄貴と一緒に船を降りろ。ここに、お前は必要ねえ。」 「言われなくても、降りてやるよ!!」