家を出て数分、人通りの多い道に出ると、 「美桜、おはよう。今日は早いんだな。」 同じクラスの男子、坂本 新大が声をかけてきた。 「あ、おはよ。まぁね。新大はいつもこの時間帯なの?」 「あぁ、そうだよ。」 新大とは小学校から同じ。男子の中では一番仲よかったりする。 新大と2人で歩いていると、後ろに先輩を発見する。 「あ、新大…」 「な、なんだよ…」 新大の制服の袖をギュッと握る。 それと同時に先輩が私の横にくる。