「何?」 「食べさせて?」 「は!?」 ニコニコ笑い、人差し指を唇にツンツンと当てている。 私は驚いて割り箸を落としそうになる。 「だからぁ、食べさせて?」 「いやいやいや。自分で食べれるでしょ?」 「お箸、落としちゃったんだよねぇ。」 と、砂の付いた割り箸を見せてきた。 「ちょっ、貰ってくる!」 「良いよぉ、面倒だし?」 と、私の腕を掴んだ。 「でもっ……。」 私は、渉達を探す。 あれ!?いない?