そんな私に西郷様はある人間を紹介してくれた。

?「俺は岡田以蔵だ。」

岡田以蔵と名乗る男は私を睨んできた。

?「こいつ男のくせに女顔やのぅ。」

髪がぼさぼさな人は私のことを男と言った。

まぁ、私は今男装だから仕方ないけど。

以「なに言ってるんだ?龍馬。」

あ。

ぼさぼさの人龍馬って言うんだ。

龍「なにいっちょるがぇ?
ん?おまん、女か?」

「やっと気づいた?」

龍「以蔵いつから気づいちょったんか?」

以「最初から。」

龍「えぇ!わしだけか?きづちょらんかったんのは」

「馬鹿なの?」

龍「あははは。小さいくせによくゆうぜよ。」

「小さいってゆうな!」

西「そうだぞ。桜華はお前と同い年だぞ?」

龍「えっ?」

この人間も私と同じ?