△△△△△△△△△△ 薩摩藩に来て数日。 もう前のように笑うことはなくなった。 ふと西郷様に呼ばれた。 西「桜華。」 「なんですか?西郷様。」 西「今思うんだがなんで様をつけるんだ?」 「命の恩人だからです。 それに、私のこと怖がらなかった。」 納得する、西郷様。 「で?要件は?」 西「あぁ。そうじゃ。 お前には隊士兼女中兼監察方をしてもらう。」 「別にいいですよ。」 西郷様のためならなんだってする。 そう私は決めた。 西「ではよろしくな。」