狼女と新撰組〜前編〜


「怪我なんか…しないもん。」

ぷいっと顔を背けた。

稔「可愛いなぁ。でも痛い思いするのはもうして欲しくない。ね?」

「うん。わかった。」

私は吉田さんに抱きかかえられたまま
二階から降りた。







…けど降りた場所が土方さんの目の前だった。