狼女と新撰組〜前編〜


僕は刀を持ち直した。

その時誰かがこの部屋に入ってきた。

後ろをみると

「...桜華…ちゃん?」

屯所で留守番してた桜華ちゃんが女の着物を着ていた。

桜「…総司。と吉田さん。」

「吉田…?」

稔「久しぶりだね。桜華ちゃん。」

吉田と呼ばれた男は桜華ちゃんを見るなり優しく微笑んだ。

桜「お久しぶりです。吉田さん知ってるのですね。」

稔「そりゃあ晋作から聞いてる。」

桜「そう…」

「ちょっ…とゴホゴホ。貴方たちは仲間…ゴホですか?」

僕は咳き込みながら訪ねた。