そう言って微笑む桜華
「なんだよ。ちゃんと笑えるじゃねぇか。」
桜「笑う?私笑ってなかったの?」
「心からは笑ってはいなかった。でもよかった、笑うこと出来て。」
桜「なんか不思議。」
「は?」
桜「前までは人間がすごく嫌いだった。
けど、あなたたちといたら安心する。私の正体知っても利用しようとはしなかった。あの方と一緒ね。」
「あの方?」
桜「私の命の恩人みたいな人間。私の全てを話した。あの方は私を怖がらず利用せずただそこらにいる人間同様扱ってくれた。素直に嬉しかった。けど貴方たちは私の全てを話したら....。まぁそんなことより」
「全てを話したらなんだ?」
桜「いいから黙って?しばらく新八の部屋で寝ることにする。」



