「三味線?」

桜「うん。私の大切な物。」

桜華はその三味線を愛おしそうに撫でた。

桜「聞く?」

そう言うと桜華は三味線を弾き始めた。

音がとても綺麗だった。

心が癒されそうな心地のいい音色。


しばらく聞いた後桜華は俺に聞いてきた

桜「大切な人に見捨てられてもまだその大切な人のこと好きって変?」

「変な訳ないだろそれだけ好きってことなんだし。」

桜「向こうはもう好きじゃなくても好きでいていいの?」

「なんでいきなりそんな事聞くんだ?」

桜「いいから、教えて。」

「...わかんねぇよ。自分で確かめろ。バーカ。」

桜「ばっ....ばか?!相変わらず意地悪ー。」