紅華...桜華が部屋を出た。

そのあと新八が

新「俺ももうねる。」

「相変わらずあいつのこと好きだな。」

平「えっ!しんぱっつあんも?」

「おうよ。昔からこいつ総司みたいであいつにちょっかいばっかだして意地悪してたんだぜ?」

顔を真っ赤にする新八。

「まぁ。桜華は鈍感だから気づいてねぇけど。」

総「ちょっと左之さん?僕みたいって。」

「本当に今の新八じゃあ、想像できねぇくらいだったんだぞ?」

ははははと笑う。

土「にしてもあいつらって誰だ?」

丞「原田桜華...。」

土「知ってんのか?」

丞「わいが長州藩を見張ってた時桜華はんいたんや。」

みんな長州と聞いて驚く。

総「やっぱり間者だったのですか?」

一「けど、原田...言いにくい。...黒木は長州のやつに狙われてたぞ?」

新「...」

なんか新八のやつ隠してねぇか?

あいつ隠し事ある時必ず耳を触る。

今だって耳を触ってる。

「新八...」

新「ったく。左之はなんでもお見通しだな。桜華は長州だけでないぞ狙われてるの。」

一「どういうことだ?」

新「確か幕府からも追われてるとか。....すまん。やっぱり気になるから俺行く。」

そう言って桜華を追いかけるように部屋を飛び出る新八。