しぶしぶ私を下ろす沖田さん。

「助かりました。土方さん。」

ぷいっと
そっぽ向いて

歳「っ。ああ。」

耳まで赤いけど

「風邪っていうやつ?」

歳「うっせぇ。」

新「それより紅華!大丈夫だったか?」

「何が?」

新「巡察だよ!」

「っ!昔より優しくなったね。」

新「昔から優しかったぞ?」

コツンと私の頭をつつく新八。

歳「お前ら知り合いだったのか?」

「あ。まぁ。いいや。全部私の事話すんだし。ねぇ土方さん幹部集めて?私の過去話してあげる。勿論あの下手くそ観察方君もね?」

私はそれだけいうと部屋に戻って

もう1着の袴に着替えた。