ずっと支えてて離す気はないみたいです。

それにこのモヤモヤした感じはなんなんですか?

この前もそうでしたけど、桜華さんが他の男といるたびに胸が苦しくなります。

なんだかまるで、
桜華さんが好きみたいです


...好き?

そうですか。

僕は桜華さんが好きなのですね。

会ったばかりなのに

貴女に惚れてしまったのですね。


僕は好きと自覚したからには絶対に振り向いてもらえるようにします。

「一君?僕が桜華さん...桜華ちゃんをおぶるから、先に屯所へ帰っていいですよ?」

僕はそう言って桜華ちゃんをおぶろうとすると一君に止められてしまう。

一「俺がおんぶする。」

「いいですから。」

僕は桜華ちゃんを引っ張っておんぶした。

「一君には負けないから。」

僕がそう言うと顔を真っ赤にした一君。

一「な、なななにをいっている。桜のことが好きだなんて。」

総「僕そこまで言ってませんけど?」