一「原田桜華?原田って...」

冬「おや。あのこいつの名付けた兄がいるんですか?そういえばそういう人いましたね。」

「兄上...は私のことは分からない。」

総「もしかして原田さんの妹?」

「そうよ。とにかく今はこの陰陽師が先。その話は帰ってから話すわ。」

私は狼と人間の姿になった。

「ガルルルルルル。体が動けばこっちの勝ちね。」

総•一「っ!!!!!」

勿論私の姿を見て驚く2人。

「もう、お前ら幕府の元に帰らないっ!!」

私は冬月に飛びかかった。

冬「逃げるのは好きじゃないですけどいろいろ松平様に報告することがありますからここで死ぬわけにはいかないです。」

冬月はそれだけいうと何処かへ去った。

「よかっ...た...。」

私はそこで意識がなくなった。