私は兄上と一緒に剣術を習い始めた。
私と兄上は覚えがいいのか、
すぐに道場の中で強くなった。
私は兄上より剣術がうまかった。
兄上は剣術よりも槍を扱うのがうまかった。
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そんなある日私と兄上、道場にいる子は
道場で素振りをしていた。
先生「おーい。皆ー。集まってくれー」
いきなり先生に呼び出されて何かあったのかと思う。
先生「今日から、新しい子が入る。おい。入れ。」
先生の後ろから出てきた子はとても男の子らしかった。
その子は兄上と同い年ぽかった。
私がずっと見ていたせいか、その子と目があった。
その子は私を見るなりふいっと目をそらされた。