私はしんぱっつあんに言った

私が幕府と長州にねらわれているってこと。

ただそれだけ言った。

なのに

新「...。」

ギュ

何も言わず抱きしめてくれた。

「何?何のつもり?」

新「いつからだ?」

「そんなの昔からずっと。まぁ長州は正体がばれて追われてるだけだけど。なに?同情?」

新「昔からか。だから、お前は姿をくらましたのか?」

「まぁ。そうね。この話はもう終わり。勿論だけども私の事誰にも言わないでね?...兄上にも。」

新「なんで俺にだけなんだ?」

「しんぱっつあんは私を利用しようとしないから。」

新「そうか。…あと2人っきりの時は桜華って呼ばしてもらうぜ?」

「好きにして。もししんぱっつあんのせいでバレたら…殺すから。」

新「…分かった。あと俺のこと新八っていい加減呼べよ。昔から言っているだろう?」