私は狼だ。

いつかは変身がばれて大変なことになる。

だから私はみんなにいうことにした。

本当の名前を伏せて...。


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「おじさん、おばさん、兄上。お話があります。」

夕餉の時私は真剣な顔をして話しはじめた。

私は人間じゃなく狼のこと。

それと一族が殺されたこと。

それしか私は言わなかった。

本当の名前、幕府に追われてるってことはふせて。

名前は怖くて言えなかった。

もしかしたら裏で幕府と繋がっているかもしれないから。

幕府に追われていることは巻き込むのは嫌だから。