その姿が見たくて夜は京の町をで歩いては幕府、長州関係なく私に刃向かう人間は殺す。

そのうち人間は私のことを

"紅の狼"

そう呼ぶ。

勝手にそう呼べばいい。

私にもう関わるな。

ドン

?「痛いです。」

人間?

多分私が考え事をしてたから。

ぶつかった。

京の昼は人間が多い。

こういうのはしょっちゅうある。

?「無視ですか?」

「痛いの?それはよかった。」

それだけ言って私は
その場を走り去った。

ちらっと見えた。

浅葱色の羽織りが。



これが私を変えたあいつらの出会いだった。