「誰?」

俊「僕ですよ。原田さん。」

「古高さん?何しに来たの?私を慰めに?」

俊「違います。貴女を逃がしにきました。」

は?

「なにを言ってるのです?」

俊「いいから早くしなさい。ほら荷物。」

「えっ?」

私に荷物を渡してきた。

そして腕を掴まれ外へと連れて行かれた。

外へ出ると

俊「元気で。」

「ちょっと待って。なんで逃がすの?」

俊「僕の行為を無駄にする気ですか?」