「高杉さんですか。」

晋「ちょっと頼みがある。桜華のことだが。」

「原田さんですか?」

晋「あぁ。あいつを逃がしてくれないか?見張りのやつは俺が引きつけとくから桜華を逃がせ。勿論見つからないようにな。ほらあいつの荷物だ。」

そう言って高杉さんは僕に荷物を渡してきた。

中身を見てみると

「三味線?」

晋「あぁ。あいつの三味線だ。あとあいつの刀と金だ。これだけでいいだろう。」