桂「そうか。お前の惚れてる女だもんな。」

「っ!」

桂「見れば分かる。」

「ったく。で?利用はなんでだ?」

さっきから話がそれてばっかりだ。

桂「あいつの力は我ら長州に役立つ。だから利用する。分かってると思うが、あいつを逃がすなよ?それと、もし、あいつを助けたりしたらあいつを殺すからな。」

それだけ言うと桂はどっかに行った。

助けたらダメなのか?

けど、利用するだけだろ?

普段はいつも通りに暮らせるんだし。

そう思っていた自分が甘かった。



あんなことになるなんてな。