月光の下






私の自惚れかもしれないけど。





「……悪い?厄介な事になったら面倒だからな」


「……」




ついさっき、人を殺した殺人者なのに。


こんな些細な事が嬉しく、暖かく感じて、自然と頬が緩んだ。






「何、笑ってんだよ……」




私は自然と笑えた。
ずっと笑い方なんて、忘れてたのに。