もうヤダっ……。 何で私には災難ばっかり? 嫌な事ばっかり。 どうして、私ばっかり……。 絶望して泣きそうになってると、突如として男の手が私から離れドサッという鈍い音がした。 「え……」 驚いて後ろを振り向くと、変質者の男は倒れてうずくまっていた。 そのそばには……。 「一宮さん……」 「……お前」 そこに立っていたのは、真っ赤な液体が付着した包丁を持った一宮さん。