月光の下






しばらく歩いてると、
後ろからコツコツと足音が聞こえてきた。




「っ……」



誰か、ついて来てる?
後ろを振り返ってみると遠くの方にポツンと人影が。



こんな時間に歩いてる人が……。





急に怖くなって、早足で歩きを進めた。


次の角を曲がり、わき道に入って。




後ろの足音は相変わらずついてくる。


私の行く方行く方に。





「……っ」




私は走った。
自意識過剰でも、怖かった。