月光の下






「あんたってゴミじゃん。なーんにもできない役立たず。あの馬鹿兄貴と同じろくでなしじゃん」



伯父と、同じ……。
その言葉はショックで屈辱的だった。



母の言葉の暴力は容赦ない。





どうして私には容赦なく言葉で追い詰めるの?


だったら祖母や祖父にも言ったらどうなの?





走って茶の間を出て、階段を駆け上がって部屋に駆け込んだ。






家の中は呼吸が苦しい。


一宮さんといた時は、あんなに落ち着いた気持ちになれたのに。