「気がついたら……来てました」 そう呟いて、またメロンパンをパクリ。 ここに来たのは、 縋りたかったからかもね。 とにかく誰かに縋りたかったんだと思う……。 「何か……来たいなって思って……」 一応間違ってない。 ここに来たかったのも事実。 「……何で、笑うんだよ」 「え……」 「俺に笑いかけるなんて。本当に変な奴。つーか泣きながら笑うなよ」 彼にそう言われて、慌てて頬の涙を制服の裾で拭った。