連れ込まれたのは、ロッカールーム。 ドンッと。 やや乱暴に体をロッカーに押し付けられた。 「……」 「っ……」 彼は無言で私を見つめる。 しかも至近距離。 だからつい、ドキッとした。 こういうシチュエーションは初めてで。 「あんた、俺に殺されたいの?」 やっと発されたその声は相変わらず綺麗で。 少しうっとりした。 「別に……いいけど」 自分でもビックリするくらい冷静で冷血な言葉が出た。