月光の下






レジのカウンターに身を乗り出した。


ジッと少し近くで顔を見つめた。





やっぱりそうだ。間違いない。



雰囲気は違うけど、この人…やっぱり……。






「あの時の……。お兄さん、あの夜の人でしょ……?」


「……」




シーン、と。
時間が止まった気がした。






「……何の事ですか」


「夜、会いました…よね。駐車場で……」


「買ったら早く帰ってください」


「っ……」




話を逸らそうとする彼にじれったさを感じた。


そして思わず……。