レジのカウンターに身を乗り出した。 ジッと少し近くで顔を見つめた。 やっぱりそうだ。間違いない。 雰囲気は違うけど、この人…やっぱり……。 「あの時の……。お兄さん、あの夜の人でしょ……?」 「……」 シーン、と。 時間が止まった気がした。 「……何の事ですか」 「夜、会いました…よね。駐車場で……」 「買ったら早く帰ってください」 「っ……」 話を逸らそうとする彼にじれったさを感じた。 そして思わず……。