部屋でボーっと学習机の前の椅子に座ってた。
そしたらノックもなしにドアが開いた。
「あんたもう…。帰ったなら、ただいまくらい言って」
入ってきたのは不機嫌な祖母。
「さっさと食パン買ってきて。今すぐに」
「……」
「グズグズしないで早くしな。あんたの母親はもう出かけたよ」
また、男の人の所に行ったのかな?
毎日毎日、
よく飽きないな……。
「あー全く。苦労が耐えないから、頭が痛いわ……」
わざとらしく、
大きな声でそう言って祖母は部屋を出て行った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…