月光の下









「一緒に、死ぬか?」




放たれた言葉は、毒物のように私の思考回路を麻痺させた。




恐る恐る彼の顔を見た。
穏やかな表情をしてた。






「一緒、に……?」


「あぁ。俺とお前で」


「で、でも……」


「俺はいつ死ぬかわからない。殺し屋ってのは危険と隣り合わせの仕事だから」


「……」


「俺もこの際、あんたと一緒に死ぬよ。警察に捕まって処刑される前にな」





彼も、
何故だか晴々した表情をしてた。