月光の下






「4人目、削除した。もう他にターゲットはいないか?」



部屋に入ってきた彼は、血まみれの包丁を握ってた。


衣服に返り血が付着してない。





「血、付いてない……」


「慣れてるから。返り血はよけれる」


「あの人、悲鳴上げてたけど……隣の家の人に聞こえたかな?」


「あの程度の悲鳴なら別に聞こえないだろ」


「本当に、ありがとうございました」




終わった。
これで終わったんだ。



何もかも、全てが終わった。