月光の下







「最後のとどめは、あんたがやりな」


「……私が?」



女子高生に殺人をさせるつもり?


私みたいな素人にさせるの?







「このババアに恨み、あるだろ?それを晴らしな。思い切りやれ」


恨み。


そんなの、数え切れないくらいあるよ。





恨みを晴らす時、それがきっと今なんだろうね……。





「っ……」




包丁で、勢いよく、思い切り祖母の首を切った。


切り傷からすごい量の血が飛び出してきて、あっという間に祖母も息絶えた。