私がプレゼントしたやつだ……。




「まずは、誰から殺してほしい?」


「……伯父から殺して」


「了解」


「伯父さんは、多分……茶の間で酔って寝てると思う」




茶の間のふすまを開けると、予想通り伯父は酒に酔っていびきをかいて寝ていた。



私をレイプした男。
憎くて憎くてたまらない。




「そんじゃ希望通り、こいつから殺すよ」



呑気に寝てる伯父に近づき、一宮さんは包丁を振り上げた。