月光の下









「あっそ。ま、わかったよ。依頼は引き受けてやる」


「ありがとうございます……」


「ただ」



彼の鋭い瞳が、私をしっかり捉えた。


視線がぶつかり合って自然とドキッとした。








「報酬の件に関しては、後でじっくり考えるから」


「え……」




それってつまり……。
報酬が私の命じゃダメって事?






「仕事は夜中に決行する。お前も……一緒に来るか?」


「……はい」




私の心に迷いはなかった。


だってもう
家族が憎くてたまらないんだから。