「あっそ。ま、わかったよ。依頼は引き受けてやる」 「ありがとうございます……」 「ただ」 彼の鋭い瞳が、私をしっかり捉えた。 視線がぶつかり合って自然とドキッとした。 「報酬の件に関しては、後でじっくり考えるから」 「え……」 それってつまり……。 報酬が私の命じゃダメって事? 「仕事は夜中に決行する。お前も……一緒に来るか?」 「……はい」 私の心に迷いはなかった。 だってもう 家族が憎くてたまらないんだから。