月光の下







「やめてっ……!?」



声を張り上げて、伯父の肩を叩いた。






―パンッ




「っ……」


「大人しくしろよっ!!クソガキがっ……」




頬を思い切り叩かれた。


軽く、放心状態になった。
その間も伯父は容赦なく私に触れる。










「……何してるの?」




いきなり、声がした。


部屋のドアの方にはさっき帰ったきたのか、母が立っていた。