「おーい!!酒持ってこいよー!!」 茶の間に伯父の下品な大声が響き渡った。 祖母は「またか……」と小さな声で呟いて台所へ。 私は伯父を横目で睨みつつ、逃げるように茶の間を後にした。 悲劇が起きたのは、 その日の真夜中の事だった。