妄想女子とイケメン君






「私…浩介くんが好きなの」




またか…………




「ごめん」



断るのはこれで何度目だろう



「私、浩介くんに好きになってもらえるように頑張るからっ!それでもダメかな」



そう言って菜乃花は俺の手を取る

でも俺はその手を振りはらった


「俺、彼女作る気ないんだわ
じゃあね」



その言葉だけ残して教室に戻る

菜乃花が泣いてる声が聞こえるが
ここで何か言ったら逆に彼女が可哀想だから
あえて何も言わない