「瑞姫、朝の面白かったですよ」


語尾にだぶりゅーがたくさんつくような勢いで嘉恋がきた。


「おもしろくなーい!私職員室行ってきたんだよ!?」


「面白かったよ?ねえ、一ノ瀬くん?」



イチノセクン?


WHO!?


「あれは面白かった。俺ばくしょっブフッ」


「吹き出すことないだろ!?」


イチノセクンって誰だろう


あ、昨日の人だ。

あの笑顔の…


「神崎面白いなぁ笑」


「なんで名前…」


私イチノセクンのこと知らないのに…


「瑞姫有名だよ?遅刻してボケかましたって笑」


えっ、嘘!?

でも私…


「ボケかましてない!」


そこ!?ってつっこまれたけどそこしかないでしょ。