イチノセクンの席は私の斜左後ろ。


以外と近かった。




お坊さんの授業が終わると、嘉恋が私のところに来て、イチノセクンが他の男子に呼ばれて後ろに行った。



「あのハゲーっあんな当てなくていいジャーン!」

「本当だよ!お坊さんはお寺にいるべきだ!」

私の言葉にツボったらしく、嘉恋は爆笑している。